趣味

【あつ森】面白くないと感じるにはまだ早いかも


ニンテンドースイッチの「あつまれ どうぶつの森」やってますかー?
もう発売してから半年近く経つので、遊んだ人も多いのではないでしょうか

僕もどハマりしている一人ではあるのですが、遊んだ人の中には「面白さがわからない」「楽しみ方がわからない」といった感想の人もいるようです


ピノ
まあまあ、人の趣味趣向なんて人の数だけありますからね
ハマらない人がいても、そりゃあ当然でしょう



けれど、もし、まだ少ししか遊んでいないのにリタイアした人
もうちょーっとだけ遊んでみませんか
本当の面白さ、楽しみ方に気付くのは中盤以降まで遊んでからかもしれません


こんな人に読んでほしい

・序盤で出来ることが少なくて投げ出した人
・ゴールや目的がなくてやりがいを見出せなかった人
・思っていたゲームの内容と違った人



今回は「あつまれ どうぶつの森」にハマれなかった人に向けて、もしかしたら楽しみ方が理解できる・・・かもしれない、そんな内容です


どうぶつたちとの気ままなスローライフゲーム?


そういう僕も実は「どうぶつの森シリーズ」を遊ぶのは今回が初めてでした
もちろんニンテンドー64の第一作から存在は認知していましたが、どうぶつたちとのスローライフというコンセプトを聞いても正直「ほーん、で」の反応で全く興味がありませんでした

今回switchで「あつ森」を手に入れるきっかけになったのは家族が「遊びたい!」と言い出したから

家族のために購入したものの、全く興味がなかった僕自身はファイナルファンタジーⅦリメイクに夢中でした

そしてⅦもトロコンして、次は何のゲームで遊ぶかなとふと目を横に見やると


うん、まぁ暇つぶしに
そうね、どんなものか体験だけ

軽い気持ちでプレイを始めました

まぁ、島で暮らすどうぶつの住民達とゆっくりのんびり自給自足しながら生活するタイプだわなー
昔、牧場物語というゲームがあってだな・・・などと感慨に耽るうちに、無人島移住の手続きを進めます

そして到着した無人島を目の当たりにした最初の感想


「何もねぇ!」


あれ、こんなに自然豊かなままなの?
え?出来ること少なくない?
草むしって、魚釣って、木を切って、蜂に刺されて、、、で?
住人も二人しかおらんし、特にイベントも起こらんし

もうやることなくない?

家族が先にプレイはしていましたが毎日ちょっとずつ遊んでいた程度なので、その時の施設はまだたぬきち商店(第一段階)と博物館だけでした


それから、しばらく島の開拓と借金返済に時間を費やし、少しづつ発展していく島の様子と増えていく住民への愛着で程々にどうぶつの森の魅力を理解したつもりでいました

「現実世界の喧騒とストレスを忘れて、どうぶつたちと暮らす無人島での気ままでのんびりライフ」

そうだね、やっぱりどうぶつの森の一番の魅力はコレだよね ホッコリ




全然、違いました



幼い頃、私は創造と破壊を司る神だった


話は変わります、僕が小さい頃に大好きだった遊びの一つに「レゴブロック」がありました
外での遊びでは、鬼ごっこ、ケイドロ、ドッジボールなど定番の遊びを繰り返してましたが、家での遊びではレゴを組み立てることに夢中でした

ルールもゴールもない、自分のイマジネーションだけが遊び方を無限大に広げる、そんなレゴの魅力に取りつかれた僕は
想像を創造しては破壊し、新たな想像を想像しては破壊し、その様はまるでヒンドゥー教におけるブラフマーとシヴァの如くひとり創造神と破壊神ごっこという崇高な境地にいたことは間違いありませんだらけです

創造性、発想力、探究心、あらゆる感性を刺激すると言われるレゴブロック
今なお全世界で愛され続け、大人も子供も、おねーさんも誰でもアーティストになれる芸術創造玩具に幼いころ夢中になった人も多いはず


どうぶつの森の本当の魅力


さて、どうぶつ達とも暮らしにも慣れて島の景観も整ってきたころ、島にあるスペシャルゲストをお招きします
そう、人気ミュージシャンのとたけけ(cv.小栗旬)さんです

ある程度島の評判を上げることにより、とたけけさんが島に訪れて特別ライブを開催してくれます
そして、とたけけさんの素敵な歌声をBGMにスタッフロールが流れて、島での物語は一旦のエンディングを迎えます



そして、ここからが本当のあつ森の魅力の始まりでした



エンディングを迎えることにより、「島クリエイター」というアプリを入手できます
この「島クリエイター」は名前のとおり、島をクリエイトするためのツールです

島クリエイターとは

それまでは島の崖や水路などの形は変えることはできなかったので、決まった地形の上で木を植えたり、建物を引っ越したり家具を配置したりしていました
しかしこのツールを使うことにより崖や水路、地面の舗装など地形に関するあらゆる変更が可能となります



ここにあつ森の面白さの真髄があります


ルールもゴールもない、自分のイマジネーションだけが遊び方を無限大に広げる、幼少期に体験したあのレゴの感覚が蘇ってきます
用意された島の設計図なんてありません、自分の頭で想像してはスクラップ&ビルドを繰り返しながら少しづつ設計していきます

ネットを見れば、他の島の人たちのとんでもなくセンスの良い島デザインが限りなく広がり、新たな発見と創造心を刺激します
また、島に手を加えるにも一気に形を変えられるわけではなく、あえて非効率に手間がかかるように設定されているので、より一層思い通りに完成した時の達成感を高めます

和風から洋風、古代から現代の物まで用意された膨大な数の家具や小物も相まって、あらゆる世界観を形成することが可能
オリジナリティに溢れた唯一無二の島を作るも良し、好きな映画やアニメをオマージュした島にするも良し

こだわり続けたらキリがない
それはもう時間を忘れて没頭し続けます


本当の魅力

ポイント

誰もが創造主と破壊神になれたイマジネーションの宇宙「レゴブロック」の要素と、「どうぶつの森」が持つ数々の魅力的な住民との生活や季節ごとのイベントをアップデートして、365日飽きない工夫を凝らした現代のテクノロジーの邂逅



そう、これこそが「あつまれどうぶつの森」の最大の魅力であり面白さだったのです

どうぶつ達とのスローライフな物語がメインかと思いきや、がっつり土木系クラフト系が醍醐味のゲームでした
(クラフト系といえばもちろん元祖マインクラフトが圧倒的な自由度を誇りますが、どうぶつの森のIPとクラフト系の要素の親和性の高さは格別だと思います)


さぁ冒険とイマジネーションの島へ


序盤で出来ることが少なくて投げ出した人、ゴールや目的がなくてやりがいを見出せなかった人、思っていた内容と違った人

もうちょーっとだけ遊んでみませんか
とたけけさんのライブまでは進めてみませんか

特に作りたいイメージがなくても、触っているうちに想像力をかき立てられますよ

想像を働かせるのってすごく楽しいですよ

創造ができた頃には自分の島と愛らしい住民たちにすごく愛着が湧きますよ



ようこそ!冒険とイマジネーションの島へ  ハハッ☆



ちなみに、せっかくこだわって作った島は誰かに見て欲しくなるもの
インターネット通信で島に人を招いたり、もっと手軽に島を見てもらうだけなら
キャラクターのゆめみに会い夢番地を登録することによって、夢の中で自分の島を探索してもらえます

まだまだ発展途上で家族で遊んでいるのもありいろいろ恥ずかしいですが、僕の島も夢番地を登録したのでよかったら遊びにきて下さい


お役に立てば幸いです
それでは!

-趣味

© 2024 ピノブロ PINO BLOG Powered by AFFINGER5