JSPとは?Servletとの違い・MVCとの関係や仕組みを解説

「デュアルモニター環境でPCを操作するエンジニアのイラスト。ノートPCにはコードが表示され、外部モニターにはMVC構造の図が表示されているWeb開発イメージ画像。」 Java

「JSPって何?」
「「JSPって何?」
「Servletとの違いがよくわからない…」
「今さらJSPを学ぶ意味ってあるの?」

JavaでWeb開発を学び始めると、必ず出てくるのが**JSP(JavaServer Pages)**です。しかし、仕組みや役割が曖昧なまま進んでしまう人も少なくありません。

私は未経験からエンジニアになり、JavaのWeb開発やSpring Bootを使った実務を経験してきました。その中で感じたのは、

💡 JSPの理解は、Spring Bootなどのフレームワーク理解にもつながる

ということです。

Spring BootではJSPを直接使わないケースもありますが、
内部では「Controller」「View」「テンプレートエンジン」といったMVCの考え方が使われています。

つまり、

🔥 JSPを学ぶ=Webアプリの基礎構造を理解すること

この記事では、

  • JSPとは何か
  • Servletとの違い
  • MVCとの関係
  • なぜ今でも学ぶ価値があるのか

を初心者向けにわかりやすく解説します。


JSP(JavaServer Pages)とは

JavaでWebページ(HTML)を動的に生成するための技術です。

簡単に言うと、

HTMLの中にJavaコードを書ける仕組み

です。

例えば、ユーザー名を画面に表示する場合:

<p>こんにちは、<%= userName %>さん</p>

このように、HTMLの中にJavaの変数を埋め込むことができます。


JSPの仕組み

JSPは裏側で次のような流れで動いています。

  1. ブラウザがJSPにアクセス
  2. サーバーがJSPをServletに変換
  3. Servletとして実行
  4. HTMLを生成してブラウザに返す

つまり、

🔥 JSPは最終的にServletとして動いている

ということです。

この仕組みを知っておくと、エラーの原因や動作の理解がしやすくなります。


Servletとの違い

項目JSPServlet
役割画面表示(View)処理担当(Controller)
記述HTML中心Java中心
向いていること表示ロジックビジネスロジック

🔹 Servletは「処理担当」

データの取得や計算などを行います。

🔹 JSPは「表示担当」

受け取ったデータを画面に表示します。

この役割分担は、MVCモデルという設計思想に基づいています。


MVCモデルとの関係

MVCとは、アプリケーションを3つの役割に分ける設計方法です。

  • Model:データ管理
  • View:画面表示(JSP)
  • Controller:制御(Servlet)

JSPはこの中の**View(表示)**を担当します。

この考え方は、

  • Spring
  • Spring Boot
  • Struts

などの多くのフレームワークでも使われています。

JSPの役割を正しく理解するには、
MVCモデルそのものの理解がとても重要です。

MVCの仕組みや処理の流れを図解付きで詳しく解説しています👇

👉 【初心者向け】MVCモデルとは?わかりやすく解説
https://pino-blog.com/mvcmodel/

「Model・View・Controllerって結局どう動くの?」
という疑問がスッキリ解消できます。


JSPのメリット

✅ HTMLが書きやすい

Webデザイナーと役割分担しやすいです。

JSPはHTMLをそのままベースに書けるため、
デザイン部分を崩さずに動的な表示を追加できます。
そのため、フロント担当とバックエンド担当で作業を分けやすくなります。


✅ Servletよりコードが見やすい

HTML中心なので、画面の構造が把握しやすいです。

ServletでHTMLを書くと、Javaコードの中に大量の文字列を書く必要があります。
一方JSPは画面構造がそのまま見える形で記述できるため、
どこに何が表示されるのか直感的に理解しやすいです。


✅ Javaと連携できる

サーバーサイドの処理と簡単に連携できます。

ServletやModelで作成したデータを受け取り、
画面に動的に表示できるのがJSPの強みです。
フォーム入力結果の表示や一覧画面の作成などに向いています。

JSPの注意点(重要)

昔はJavaコードをJSP内に直接書く「スクリプトレット」が主流でした。

<%
    String name = "Taro";
%>

しかし現在では、

⚠️ JSPにJavaコードを書くのは非推奨

です。

現在は:

  • JSTL
  • EL式

を使うのが一般的です。

なぜなら、表示と処理を分離した方が保守性が高いからです。


今でもJSPを学ぶべき?

結論:

💡 基礎理解のために学ぶ価値はある

理由は以下の通りです。

  • MVCの理解が深まる
  • 古いシステムでは今も使われている
  • Servletとの関係が理解できる

ただし、最新の現場では:

  • Spring Boot + Thymeleaf
  • React + API構成

などが主流になっています。


まとめ

JSPとは、

Javaで動的なWebページを作る技術

です。

ポイントを整理すると:

  • JSPは表示担当(View)
  • 裏側ではServletとして動く
  • MVCモデル理解に役立つ
  • 現代開発では補助的な存在

未経験からWebエンジニアを目指すなら、
「JSPそのもの」よりも「MVCの考え方」を理解することが重要です。

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